静電気が溜まるとどうなるの!?
◆汚れが固着しやすくなります
静電気は磁石と同じ、プラスマイナスの特性を持っています。
空気中を漂う埃や、雨に含まれている汚れの元となる成分も、様々なものとの摩擦が原因で、静電気を帯びています。
静電気が発生した車のボディは、それらの汚れの元となる成分を引き寄せ、くっ付けてしまいます。
◆静電気は空気の流れにも影響を与えます
空気中の汚れ成分と同じで、目には見えなくても、空気も粒子の集まりで、同じように帯電しています。
イメージしにくいかもしれませんが、粘り気もあります。
空気はプラス帯電、ボディもプラス帯電
同じ極性を持つもの同士は、磁石と同じく弾き合います。
車の設計時の思惑通りに、ボディに沿って空気が綺麗に流れていない
これが実際の走行時に起こっている事なのです。
◆静電気は溜めない方がいい
その他にも、乾燥した季節に起こる、乗り降りの際にバチッと来る現象も
静電気の影響であったり
静電気によって乱された空気の流れの影響で車が不安定になったり
転がるタイヤの周りに起こる静電気の影響で、タイヤがスムーズに転がりにくくなっています。※1
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車が走行すると静電気が発生し、様々な箇所に流れ伝わり、最終的に絶縁体に帯電します。
ホイールハウス内やタイヤそのものに帯電が起こると、タイヤの回転によりかき回された空気の流れが、さらに乱され、タイヤの回転運動の妨げになります。
画像は『くるまと』さんよりお借りいたしました。
https://kurumato.life/staticelectricity-stain/